鎌倉朝日新聞「スケッチ日和」
4月号 「六国見山」 (水彩画 36×51cm) 黒川 明
標高147メートルの六国見山。登り口はいくつかあるが、この時は北鎌倉から。山頂からは六国が見えたというだけあって見晴らしが良い。相模湾方向は富士まで眺望が広がる。3月末にはまだ桜が残っていた。浮き雲がゆっくり近づいてくる。柔らかな色彩がハーモニーを奏でる。すべての色や形が長閑だ。そして一本の水平線がすべてをまとめ、落ち着かせている。
この時期ここに立てば、山につられて微笑む。ここはほほえみ峠だなぁ。
鎌倉朝日新聞「スケッチ日和」に、黒川明の水彩画を連載しています。
2017年夏からもう70点を超えました。ぜひ一覧から、今までの作品をご覧ください。「スケッチ日和一覧へ」
更新情報:2024年4月20日(土)AdobeColorの使い方をupしました。(会員ページへ)
更新情報:2024年3月30日 「スケッチ日和」2024年4月号を更新しました。(スケッチ日和・4月号「六国見山」へ)
オンライン教室の会員作品と添削
●2024年4月20日(土)のオンライン教室で、AdobeColorの使い方をレクチャーしました。
会員ページからご覧ください。(無料会員登録が必要です)
●これで配色に悩むことから解放される!
無料ながらも超使いやすい配色デザインソフト「AdobeColor」を使ってみよう!
会員ページでは、「AdobeColor」の使い方を説明しています。ぜひご覧ください
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▼オンライン教室のご紹介(オンライン絵画教室より)
オンライン教室では、会員の作品の添削や絵を描くために必要な知識を得ることができます。
他の人の作品の添削や説明を見ることはとても役に立ちます。
まだ会員登録をしていない方は会員登録(無料です)をして、資料・添削内容をぜひご覧ください。
▼毎週土曜日に開催しているオンライン絵画教室の中から一部をご紹介します。
●今市さんの作品 「チューリップ」 水彩・アクリル ミクストメディア
<2024年4月13日オンライン教室より>
◀原画
鮮やかな赤や黄のチューリップが印象的な作品です。水彩とアクリルのミクストメディア、混合技法です。
残された水彩のマチエールがとても効果的です。
▲添削例-1
背景に残る花を取り囲むような筆跡が背景との距離感を失わせています。水彩のマチエールが少し消えてしまいますが、花を囲うような筆跡だけ消してみました。テーブルをまっすぐにして、花瓶や花の影を壁に加えました。これだけで壁との距離感が生まれたと思います。花瓶の影は花瓶の近くは黒ではない方がよいのではないでしょうか。花瓶には反射光が当たり、それがまたテーブルに影響するので。
▲添削例-2
竹本さんの「右下に花を増やして、左端下の花は消してはどうか」というご意見がありました。確かに原画を見ると左が狭く、右が空いているように見えます。
これは構成の意図が貫かれなかったということだと思います。どういうことかというと、まず最初に、主役の花と花瓶を右寄りに配置しました。と、いうことは右を狭く、左を広く、という構成にしたということです。ところがその後、左にカップ&ソーサーを配置してしまったのです。これで当初の構成はすっかり崩れてしまいました。左が狭く、右が広いという、逆の結果になってしまったのです。
そこで最初の構想に沿うように右にも何かを置いてみましょう。ここでは瓶を配置して右を狭くしました。彩度でまとめてもみました。
▲添削例-3
次にカップ&ソーサーを右に移動して、左にはもっと小さなレモンを配置しました。
▲添削例-4
最後に左のカップ&ソーサーはそのままに、右に数を増やして配置してみました。
このように、最初の構想は変えることなく、いかに工夫して実現するかということがとても重要です。
岩手旅行 2023年4月
岩手にロケハンに行ってきました。盛岡から花巻を経由して雫石へ、そして遠野へと回りました。
300枚ほど撮影しました。それぞれに趣のある風景でしたが、特に雫石では牧舎などモチーフも豊かでした。
◀花巻
1枚目の写真は花巻からの岩手山です。川があるのでしょうか、桜並木が続いていました。
◀猿ヶ石川
北上川に合流する川で取水堰があったり、自然の河原が美しい河川です。
◀小岩井の一本桜
小岩井農場の一角、牧草地の中の桜が一本、今にも咲きそうにつぼみを膨らませていました。
◀小岩井農場
見学できるのは4月17日からだそうで、残念ながら今回は中に入ることができませんでした。とても広くて、大きな牧舎だけではなく描きやすい規模の建物もあります。
水彩画のオンライン教室です。
どなたでも参加可能です。
お気軽にご参加ください。
●オンライン絵画教室を一度体験してみたいな~という方も歓迎です♪
●会員登録をしていただくと、教室URLとIDおよびパスワードをメールにてお知らせします。
<オンライン絵画教室の日程>
オンライン教室は、毎週土曜日の10:00~12:00に開催しています。
最近はリモートワークなどでも定番になったZoomのWeb会議システムを利用します。インターネットができる環境であればどなたでも参加できます。(パソコンやスマホなど)
黒川明のオンライン絵画教室では、構図取りや下書きなど、描いている途中の絵の添削もできますので、ぜひ活用してください。オンライン教室までに絵を描きあげなくちゃ…という必要はありません。
たとえば、この岩は入れた方がいいのか入れない方がいいのか…とか、川のラインはもっと左から出た方がいいのか…とか、木の位置がこれでいいのか…とか、草の描き方はこれでいいのか…とか、花の配置はどうか…とか、背景の色をどうしたらいいか…とか、悩んだときにちょっとストップして添削・アドバイスを受けましょう。作品を提出しなくても大丈夫です。他の人の作品やその添削を見ることはとても勉強になります。
黒川明のオンライン絵画教室では、皆さんの作品が添削によってどう変わるのかを実際に目で確認することができるのです。黒川明がphotoshopを使って実際にあなたの絵を変化させます。構図・色彩・絵具・筆遣い…などなど、「もしこうしたらこんな感じになります」というのが実感できるので、とてもわかりやすい!!と大好評です。
▲会員登録は無料です。会員登録をすると、オンライン教室のURLとIDおよびパスワードをメールにてお知らせします。
また、色相環、明度表、彩度表や、YouTubeの本編ダウンロード他、絵画に役立つさまざまな情報を得ることができます。ぜひご登録ください。
※Giclee(ジクレー)を知っていますか?
Giclee(ジクレー)とは、デジタルデータを、上質なキャンバス・版画用紙・高級水彩紙など、最高級素材に高精細で広色域なインクジェットプリントを施すものです。優れた技術と精細な機器によって、最高水彩紙アルシュにも美しくプリントできるようになり、本物の水彩原画と比べても遜色ないほど各段にその品質が高くなりました。画家・黒川明が1枚1枚クオリティにこだわってプリントし、自信を持ってお届けいたします。Gicleeはコストを大幅に軽減でき、従来の技法に勝るとも劣らぬ、高い質感を誇る新たな表現技法です。アルシュの風合いを生かした美しいGiclee。A4サイズで3,000円、A3plusサイズで5,000円と、とてもリーズナブルです。原画はちょっと手が出ない…という方にも気軽にお求めいただける価格設定にしました。
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ぜひオンラインショップをご覧ください。(オンラインショップでは、原画も販売しています)
●テキスト…無料ダウンロード
▼テキスト:ダメな写真から描く(全4ページ)は、会員ページからご覧ください。
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鎌倉朝日新聞「スケッチ日和」に連載された50作以上の作品をご覧いただけます。
季節折々の作品には、黒川明のひとことポエムが添えられています。ぜひご覧ください。
鎌倉蒼美会洋画展
彩遊会展
横須賀美術協会会員会友展
陽画会:火曜(よこすか)
水曜(かまくら)
画 研:日曜(かまくら)
横須賀水彩会:火曜
版画研究会PAS:月曜
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▼遠方の方や、外出できない方も参加いただける講座も!
●オンライン絵画教室:土曜
●絵の通信講座もあります!