「働く人」

2018年7月号掲載 水彩31×41

 

 梅雨の晴れ間、材木座海岸に行った。海の家の建築が急ピッチで進められていた。

 二人の若者がパネルを運んでいる。年配のドライバーがミニユンボを操っている。この小さな力持ちを一度、運転してみたいものだ。ここはテーマパークよりわくわくする。なぜって、みんなが一つの目的を持って協力しているんだもの。

 ベコンとへこんだ若者たちの腹、材木の先をにらむドライバーのまっすぐな視線。棟にすっくと立つ職人。働く奴は美しい。