「フラワーセンターにて」
2019年5月号掲載 水彩31×41
昨年ここは、日比谷花壇大船フラワーセンターとしてリニューアルした。施設は充実したが、蓮池がひとつなくなっていた。再開から一月後の五月にはバラが咲いていた。沢山のバラが競い合うように、見事に咲き乱れていた。
その中で、ピエール・ド・ロンサールは可愛い花を無数、と言いたくなるほど咲かせていた。
「お寝坊さん・・・さあ起きて・・・ばらの木が蕾の冠をつけてますよ」と、詩人ロンサールも詩っているので出かけてみましょ。